諸長のラインは、最新鋭の多種多様な設備により、『安心・安全』で『高品質』な精米を製造し、お客様のニーズに確実にお応えします。
精米製品ができあがるまで
※埼玉工場生産システム

入庫時にトラックの荷台で玄米サンプルを採取し、荷台の状況、水濡れ・臭い・虫等の異常が無いか確認します。サンプルはすべて品質管理室にて分析(整粒・異種穀粒・胴割粒・水分値・白度)を行っており、分析結果と共に入庫日・産地・品種・等級を記録しています。その後、玄米は定温倉庫へ保管、または荷受ホッパーに投入されます。

荷受ホッパーに投入された玄米は、ドラム式異物除去機に送られ、玄米中の異物を取り除き、適正温度に保たれた玄米貯蔵タンクに送られ、産地・品種ごとに分けて保管します。その後、石抜機にて砂や糸屑、小石、金属類などの異物を除去します。

最新鋭の精米機ラインと無洗米の設備を備えており、お米のおいしさを損なわない様、お米の種類や質ごとに最適な圧力をかけて精米します。精米作業は、専門スタッフがきめ細やかに精米の品質を確認し、品質の維持向上に努めています。季節の変化やお米の種類、品質によって機械の調整をしながら摩擦熱を抑え、お米にやさしいクリーンな精米を行っています。

精米後、お米をふるいにかけ割れたお米を選別除去します。その後、色彩選別機にてガラス片やプラスチック片等の異物の他、カメムシの食害等を受けたお米を除去し、色も形も綺麗なお米にします。更に、最新鋭の光学式ガラス対応型の異物選別機にて、より精密な異物除去が行われます。選別後の精米は、衛生面に配慮したステンレス製のタンクに保管されます。

精米タンク内のお米は、包装の予定に添って、少量のものから大量のものまで様々な重量を取出し、包装機にて自動で計量・袋詰めされます。この後の工程で、金属異物の混入の有無と製品重量を確認し、正常製品のみ出荷工程へ送られます。また、包装室は空調管理を行ったクリーンルームとなっており、清潔な環境で作業しています。

袋詰めされた製品は、「パレタイザ―」と呼ばれる自動積み付けロボットで正確にパレットに積み上げられていきます。その後、お客様ごとに荷造りや梱包を行い、梱包の完了した製品をトラック等に積み込む作業を行います。製品倉庫の床はトラックの荷台と同じ高さに設計してあり、出荷ヤードからトラックの荷台に直接積み込みを行うことができます。これにより、スムーズな搬出作業が実現できます。
諸長の工程特徴
※埼玉工場生産システム
製品の特長
玄米・精米の品質維持する「お米にやさしい」製造ライン。
最新の精米技術で100%クリーンなお米に仕上げます。




