お客様相談室

  


    

 お米の保存方法


ポイント①
密閉容器で保存


●高温・多湿・直射日光をさけ、涼しい場所に保管してください。ヒビ割れや虫が発生することがあります。
 
●密閉容器に入れて冷蔵保存するとお米の品質劣化を防ぐことができます。
 
●容器はこまめに清掃を行いましょう。

こめびつ

ポイント②
臭いに注意


●お米は臭いがつきやすいので、洗剤・灯油・化粧品・魚などの臭いの強いものと一緒に置かないようにしましょう。

臭い移り注意

ポイント③
水濡れに注意


●お米は水分を吸収しやすく、湿ったお米は変色したり、カビの発生原因となりますのでご注意ください。
 
●濡れた手や濡れた計量カップを容器の中に入れないようにしましょう。

水濡れ注意

ポイント④
食べきる目安


●お米は生鮮食品です。早めにお召し上がりください。おいしく召し上がれる期間は精米後約1ヶ月を目安に!1ヶ月以上保存する場合は、お米を密閉容器に入れ冷蔵保存してください。

カレンダー

 上手なごはんの炊き方


① 計量


計量カップを使用する場合は、棒状のものですりきり、上面が平らになるようにする。計りを使用する場合は、1合150gの計算で正確に測る。
お米の計量 すりきり
お米の計量

 

② 洗米

洗い・研ぎ・すすぎ・水切


②-1【洗い】ボールに冷たい水をはり、一気にお米を入れる。
洗米
洗米
②-2 さっとかき混ぜて洗い、すぐに水を全量捨てる。 point!~手早く行う~お米は水につかった瞬間から水を吸収します。特に、一番最初の水は糠の臭いが強いため、お米を長くつけると糠臭さの原因になってしまいます。そのため、この工程は手早く行ってください。
お米を研ぐ
お米を研ぐ
②-3 【研ぎ】
※無洗米の場合は、【③.加水・浸漬】へ
※お米が隠れるくらい冷水をいれる。
 
研ぎ
 
②-4 10回研ぎ、水を全量捨てる。②-3、②-4の工程を3回繰り返す。 point!~手の形に注意~研ぐときは爪をたてるような形にすること!
すすぎ
すすぎ
②-5 【すすぎ】再度冷水をいれ、さっとかき混ぜて洗い、すぐに水を全量捨てる。
すすぎ
 

③ 加水・浸漬


③-1 水を炊飯釜の基準線まで入れ、1時間静置させ、お米に十分水を吸わせる。(浸漬)
※写真は3合の場合
加水・浸漬
加水・浸漬
③-2 米が均等にならされているか確認し、炊飯器のスイッチを入れる。 point!~均等にならすこと~お米を均等にならすことで、熱がお米全体にまんべんなくいきわたり、炊きむらを防ぎます。
加水・浸漬
加水・浸漬

④ ほぐし

※炊き上がり後、すぐに行う。


④₋1 しゃもじを垂直にし、ご飯を十字に切り分ける。 point!~「蒸らし機能」について~炊飯器によって、「蒸らし機能」のついているもの、ついていないものがあります。説明書を確認し、もしついていないものであれば、10分程度待ってからほぐしの作業に移ってください。
ほぐし
ほぐし
 
④-2 釜底からすくいあげるように切り分けた塊をひっくり返す。 point!~必ず釜底から~ほぐしの作業は、お米全体を空気に触れさせることにより、余分な水分を飛ばし、よりふっくらと仕上げるうえで重要な工程です。行う際は、必ず釜底のお米もしっかりひっくり返し、お米全体を空気に触れさせましょう。へらを立て、米粒をつぶさないよう、切るように全体をよくほぐす。
ほぐし
ほぐし

 よくあるご質問


A.コクゾウムシと呼ばれている虫の可能性があります。

コクゾウオムシ

 一般のご家庭でこの虫を見かける理由は二つあります。ひとつは、卵を産みつけられた米粒は精米時の熱では死滅しない上、見た目も変わらないため、精米過程で取り除くことができない場合です。弊社の防虫対策としては、徹底した倉庫・精米工場の温度管理・清掃を行っています。
 もうひとつは、台所のような高温多湿の場所を好むコクゾウムシが、台所でこぼれたお米を見つけると、そこに卵を産みつけ、仲間が増え米びつなどもっとお米のある場所に移動した可能性が考えられます。
 一般のご家庭においても、防虫対策には清掃が有効です。コクゾウムシが発生したお米は、人体に問題を起こすものでもありませんので、紙の上にお米を広げ、日影へ置いておくと虫は逃げ出します。その後、炊飯するようにお願いいたします。

A.通称「しらた」(正式名称:粉状質粒)と呼ばれているお米です。

しらた米

 白くにごって見えるのは、通常のお米と比べてデンプンの蓄積が不足したことにより、空気の隙間ができ、光が乱反射して見えるためです。稲の生長の初期に高温の影響を受けると『心白粒』、成長の後期に高温の影響を受けると『背白粒』『腹白粒』など呼ばれる高温障害のお米が発生します。したがって「新米」「古米」だからというのは一切関係ありません。もちろん食べて大丈夫ですので、ご安心ください。

A.水加減は通常と同じでOKです。

炊き立てのご飯

「新米は水分が多いもの」ですが、現在は収穫後に行われるお米の乾燥調整が均一に行なわれ、その後も貯蔵に適した温度・湿度を保つ低温倉庫にて保管しております。
 収穫時のお米をそのまま一年中保てるようになったため、あえて新米の水加減を調整していただかなくてもよくなりました。ただ、一度目盛りどおりで炊飯を行ってみて、後は硬めか柔らかめか、お好みで調整して頂き、お客様独自のお水加減を探して頂ければと思います。