お米の保存方法
ポイント①
密閉容器で保存
●高温・多湿・直射日光をさけ、涼しい場所に保管してください。ヒビ割れや虫が発生することがあります。
●密閉容器に入れて冷蔵保存するとお米の品質劣化を防ぐことができます。
●容器はこまめに清掃を行いましょう。
ポイント②
臭いに注意
●お米は臭いがつきやすいので、洗剤・灯油・化粧品・魚などの臭いの強いものと一緒に置かないようにしましょう。
ポイント③
水濡れに注意
●お米は水分を吸収しやすく、湿ったお米は変色したり、カビの発生原因となりますのでご注意ください。
●濡れた手や濡れた計量カップを容器の中に入れないようにしましょう。
ポイント④
食べきる目安
●お米は生鮮食品です。早めにお召し上がりください。おいしく召し上がれる期間は精米後約1ヶ月を目安に!1ヶ月以上保存する場合は、お米を密閉容器に入れ冷蔵保存してください。
上手なごはんの炊き方
① 計量
② 洗米
洗い・研ぎ・すすぎ・水切
③ 加水・浸漬
※写真は3合の場合
④ ほぐし
※炊き上がり後、すぐに行う。
よくあるご質問
A.コクゾウムシと呼ばれている虫の可能性があります。
一般のご家庭でこの虫を見かける理由は二つあります。ひとつは、卵を産みつけられた米粒は精米時の熱では死滅しない上、見た目も変わらないため、精米過程で取り除くことができない場合です。弊社の防虫対策としては、徹底した倉庫・精米工場の温度管理・清掃を行っています。
もうひとつは、台所のような高温多湿の場所を好むコクゾウムシが、台所でこぼれたお米を見つけると、そこに卵を産みつけ、仲間が増え米びつなどもっとお米のある場所に移動した可能性が考えられます。
一般のご家庭においても、防虫対策には清掃が有効です。コクゾウムシが発生したお米は、人体に問題を起こすものでもありませんので、紙の上にお米を広げ、日影へ置いておくと虫は逃げ出します。その後、炊飯するようにお願いいたします。
A.通称「しらた」(正式名称:粉状質粒)と呼ばれているお米です。
白くにごって見えるのは、通常のお米と比べてデンプンの蓄積が不足したことにより、空気の隙間ができ、光が乱反射して見えるためです。稲の生長の初期に高温の影響を受けると『心白粒』、成長の後期に高温の影響を受けると『背白粒』『腹白粒』など呼ばれる高温障害のお米が発生します。したがって「新米」「古米」だからというのは一切関係ありません。もちろん食べて大丈夫ですので、ご安心ください。
A.水加減は通常と同じでOKです。
「新米は水分が多いもの」ですが、現在は収穫後に行われるお米の乾燥調整が均一に行なわれ、その後も貯蔵に適した温度・湿度を保つ低温倉庫にて保管しております。
収穫時のお米をそのまま一年中保てるようになったため、あえて新米の水加減を調整していただかなくてもよくなりました。ただ、一度目盛りどおりで炊飯を行ってみて、後は硬めか柔らかめか、お好みで調整して頂き、お客様独自のお水加減を探して頂ければと思います。